2009年10月31日
シュナウザー カットとローリングの違い
さてさて、久しぶりにローリングネタです
また最近、ナイフでのコート仕上げに興味を持たれる方が出てきて、近々青空講習会も予定してます!
これ読んで、理解を深めておいていただければと思います。
今まで、ナイフの種類、動かし方などをblogでUPしてきましたが、そもそも「ローリング」って??とか
シュナウザーカットをバリカンでやるのとナイフでやるのと違うの?とか
長さを短くそろえるにはナイフの刃でカットするの?とか聞かれることがあるので
ナイフを使ってコートをローリングするってのは、どういう事かをまとめてみました。
みなさんご存じの通りシュナウザーのコートは、ダブルコート「太め・堅めのアウターコート」
「細め・柔らかめのアンダーコート」の2種類で構成されています
『アウターコートとアンダーコート:一般的にアンダーコートは色も薄め』
絵が下手なのはご勘弁頂くとして、上図の様なダブルコートの構成です。
ナイフでのコート仕上げをしていく目的は、一般的には「堅めのコート維持」・「退色対策」と思います。
そこで、まず始めに「柔らかく・色の薄いアンダーコート」をレーキングして取り除きます。
アンダーコートを取り除く事で、アウターコート全体の色の濃さが強調され、色が濃く見えます。
また、アンダーコートに供給されていたコートを維持する栄養?エネルギーとでも言うかな?が
アウターコート側に供給されることで、コートが太り、堅く・より濃い色のアウターコートになっていきます。
『アンダーコートが除かれ、太く堅く濃いアウターコートの図』
上図のコートになってきたら、この太く堅く濃いアウターコートを維持していく段階に入ります。
また、ローリングを説明するため、便宜上、左から①②③①②③・・・・とアウターコートに名前を付けてます。
アウターコートの維持ですが、やはりコートには寿命が有りますので、バリカンや鋏でカットしつづければ
痩せて色も薄いコートになってしまいます。(デスコートと呼ばれます)
本来、他犬種ですとデスコートは自然に抜けて生え替わるのですが、シュナウザーのコートはなかなか
抜け落ちないのです。
よって、良いコートを維持するには、人間がデスコートを取り除いてやる必要があります。
ここで、一気に全アウターコートを抜き取ってしまうのが「ストリッピング」と呼ばれる手法です。
また、一気に抜く事はぜず、一部のアウターだけを有る程度の期間をおいて順々に抜いて行く方法が「ローリング」となります。
今回は、ローリングについての説明になりますので、一部のアウターを順々に抜いて行く過程を説明します。
また、今回はコートを3回に分けて抜いて行く(1サイクル3回)場合を想定して書きます。
『左から①②③、①②③~とグループ分けして、最初は①グループだけをナイフと指で挟んでプラッキング(抜く)します』
上記の図では、アンダーコートは増えていませんが、実際はどんどん出てきてますので、全ての行程でレーキングによる
アンダーコートの取り除きも実施します。
①グループのプラッキングが完了すると下図の様な状態になります。
この状態から、10日間~2週間程すると①グループに新しいコートが出てきて、下図の様な状態になります。
『①グループに新しいコートが出てきたら、②グループのプラッキングを実施します』
『②グループのプラッキングが完了した図』
実際は、③グループはもっと長く伸びてる状態ですが、図の関係上、最大値はこのサイズでご了承ください。
この状態から更に10日間~2週間程すると、②グループにも新しいコートが出てきます。
この状態になったら、今度は③グループのプラッキングとなります。
『②グループにも新しいコートが出てきて③グループをプラッキングする状態』
③グループのプラッキングを実施し、更に10日~2週間程すると、③グループにも新たなコートが出てきて
①②③グループ全てのコートの生え替わりが完了したことになります。
これがローリング1サイクルとなります。
『コートの長さが、長いのと短いのが混在しているのがわかるかな???』
以降、同様の作業を続けて行けば(良い毛を回していく(ローリング))、いつも良いコートの状態が維持
できていると言う事になります。
ここまでで、すでにご理解いただけているかと思いますが、ローリングしているコートはストリッピングしたコートとは違い
長さが疎らになっていますので、コートの厚みは薄くなりがちです。
コートの厚みも欲しい場合は1サイクルの回数を増やせば、厚みも出せます。しかし、作業頻度は多くなると言う事です。
以上が、ローリングの概要ですが、基本ナイフと指でプラッキング(抜く)してますので、長さを短くカットしているわけでは有りません。
勿論、長くなり過ぎた部分をカットすることも可能ですが、カットした部分のサイクルは抜き分けが難しくなります。
どうしても長くなり過ぎた部分や、白い差し毛は、指で抜いてしまうのも手です。
『長いコートや白い差し毛を選定して指で抜いている写真』
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かつみさんへ
そうですねぇ・・・ちょっと遠いんだよねぇ・・・。
クールで、えまちゃん送ると送料高そうだから
どうしてもって時は、クールで私の手だけ送ってあげるね!
でも、腐る前に返してね~(笑)
ムッシュパパさんへ
あららら・・・指大丈夫ですか?
お大事にして下さいね。
今回は、ちょっと残念ですが、百聞は一見にしかずとも言いますので
きっと何か掴んで頂けると思います。
パパさんの分も頑張って下さいね>ママさん
こちらこそ、よろしくお願いします。
あたしも講習会参加したいな~
無理かな~
遠いしな~
もうちょっと持ちこたえて欲しい時に困ってます
ブレンディングもなかなか上手くいかず。。。
”今、この状態をなんとか保ちたい!”って時にモカぱぱの魔法の手を借りたいな~
クール宅急便で送ろうかな~、えまちゃん。。。
だめぇ?
小銭の長女、ふらんのパパ、ムッシュパパです。
今回のナイフ講習会、よろしくお願いします。
残念ながら、先日職場で指をけがしてしまい、今回は妻のみがナイフをかけたいと思います。
私は近くでじっとみてるだけ~(苦笑い)。
図入りの説明で、わかりやすく、「なるほど、そうだったのか」と、妻と見させていただきました。
では、当日、よろしくお願いします。
ちぃ君&もっ君のパパさんへ
もっ君の「日の丸」、パッチテストになりそうですね。
少し様子を見て、どの様なコートが出てくるか見極めてからナイフも選ぶと良いかも知れませんね!
超広角は暗い所での撮影を考えなければ、f2.8でもf3.5でも問題ないと思います。
被写体で選ばれると良いと思います。
ただ・・・5Dの購入を考えられているのなら、16-35で十分だと思いますし
50Dをサブってのは勿体ないかと・・・・。。
今後のご自身の使用bodyロードマップを良く考えて選択して
無駄な投資の無いようにするのが良いのじゃないでしょうか
私は、EF時代は、APS-Cラインで行こうと思っています。
フルサイズは、EFの次が来た時かなぁ。。。。
ま~ちゃんへ
良いの良いの!試行錯誤しながら良い塩梅を見つけ出す事が大事なの。
しかも、その子その子によって丁度良い所ってそれぞれなので
飼い主さんが日々触りながらじゃないと見つけられないし・・。
まーちゃんの所には、それぞれみんな違う毛質の3匹がいるので
調整具合を覚えるにはとても良い環境です!
頑張って下さいね!
そうそう、私がまーちゃんにこれ以上教える事なんて無いと思うけどなぁ・・・・。。。
プラッキングはまだまだですが
アンダーの処理は少し気合を入れようかと思っているところです。
現在手元にあるナイフではどうも無理そうなので新たに購入しようと思っております。
ま~ちゃんさんのお言葉を伺うとどちらもご苦労されておられる様子が・・・
我が家もちぃ君&もっ君のお手入れを始めるとアッと言う間に半日、一日が過ぎてしまいます。
一旦始めると途中で手を止める事が出来なくて・・・。
ハハハハハァ~。
話が変わりますがトキナーのレンズいいですね。
16-35ではやはり物足りない時があります。
F2.8の11-16魅力です。
10-22でもと思うのですが明るさが気になります。
ここはやはりトキナーですかね~?
評判もよろしいようですし。
もう一つ気になりだしているのが7Dと5DMk2もひとつおまけに1DMk4 50オーバーはちょいと高すぎますが・・・。
7D、5D辺りがどうでしょう?
50Dをサブにと考えだしております。
何せレンズ交換がちょいと気がかりになりだしまして。(埃の問題等・・・)
50Dのボディならかなりお値段もこなれてきたのですが・・・。
迷う楽しみがまた一つ増えました。
その前に腕を磨かないといけませんでしたね。
ハイ!
アンダーを落とすまでは出来るけど、残すアンダーと抜くアウターの事がイマイチ分からなくて試行錯誤でやってます。
らん・ひま・ゼウスをナイフ掛けしてると、一日が早く感じます。
なかなか文章にするのは、難しいね~!!
きらままさんへ
はじめまして~!
言葉や文章だけだと、なかなかご理解いただけないかと思い
図にしてみました。これに実際ナイフを掛けているのを
見ていただければ、あとはその子のコートの状態や元々の毛質による
頃合いをご自身で掴んでいけばOKです!
玲くんは、京ちゃんと似た感じの毛質って聞いてます。
アウター堅め&アンダー少なめって事ですね!
だとすると、1回のナイフ掛ける時間は短くて済むと思います。
その他、細かい技は実際お会いしたときに。。
こちらこそ、よろしくお願いします。
ジジママさんへ
ふふふふ・・
わかるわかる!ついつい気合い入っちゃって落としすぎ・・・。。
最初のうちは、良いアウターを作るために多めに落としてたけど
これからは良い状態を維持する方向に切り替えて行きましょうね!
前回の旅行から10~2週間でBEST状態ってのがわかってるので
ナイフ掛ける時間的間隔・残すアンダー、抜くアウターの量が
わかるんじゃないかな。。
これもわかるわかる!
散歩中は体の方に目が行って、部屋の中だと顔・頭周りに目が行って
つい指が・・・・(笑)
銭母さんへ
今まで、口頭だけで伝えていた事を図にしてみました。
ご理解いただいてたのと合ってましたでしょうか?
今回は例として、1サイクル3分割で書いてますが、
実は、毛質による個体差によって、だいぶ期間やアンダーの落とし具合が
違ってきます。
今度、数匹集まると思うので、それぞれの毛質による掛け方の違いを
見て頂こうと思っています。
銭君・凜ちゃん・京ちゃんで、それぞれに合った分割サイクルや落とす量を調整出来るように
なりましょうね!
ちぃ君&もっ君のパパさんへ
シャンプー後、暴れるコートですか・・・
モカもバリカンで刈ってた頃は、伸びるとクリクリですぐモコモコになってましたが
ナイフするようになってから、コートも比較的真っ直ぐになってきて落ち着きました。
パパさんも色々な子を見られて、お気付きかと思うのですが
プラッキングしたコートは、長めでも肌に張り付く感じになるので
そんなに暴れて大変って程ではないです。
でも、少しはねたりしちゃう所は、手で抜いちゃったり、獣毛ブラシで
伸ばしてあげる位です。
ちぃ君&もっ君もたまにはアンダー落としくらいはしても、白さに影響は出ないんじゃないでしょうか。。
目立たない所をパッチテスト感覚で、やってみては如何ですか?
アンダー減るだけで、だいぶ暴れなくなりますよ。
はじめまして~銭家の小銭の三番目の男の子玲の母のきらままと申します。
今回はお世話をおかけして、申し訳ありません。
なるほどわかりやすい図で、なぜはさみカットいけないのかよ~くわかりました。
ナイフさえかけとけば後は何とかなるというのではないんですね~。
はやとちりのおっちょこちょいですが、
これを機に是非お勉強したいと思いますので、以後よろしくお願いします。
分かりやすい~!すごい~!
ララのコートにも①②③ってついてればいいのに。
そしたら、やりやすいのに。
この間は「旅行の前だ~がんばろう~」って、張り切りすぎて、スカスカでしたね(笑)。
今、いい感じ?です。見極め、頑張りま~す。
最近、散歩中に、気になる長い毛を見つけると指でつまんでます♪
なぜか散歩中に目に飛び込んでくるんですよね~。。。
図もあり写真もあり。。の
わかりやすい解説をしてくれてありがとうございます!
講習会に参加する方たちにメールして
こちらを見ておいてもらいます♪
(私の説明だときっと??だと思うので~(^_^メ))
最近。。ちょっと銭も黒くなってきました♪
きっと飼い主だけがわかる違いでしょうが、それでも
すごくうれしいです!
なるほど・・・
いつかS&Pと暮らす機会がやってきたら
是非挑戦してみたいと思っております。
ちぃ君&もっ君はやはりスタンダードカット風で・・・
それが彼らの持ち味の様です。
ところで、
シャンプー後暴れるコートをスムースに仕上げるのにどのように対応しておられますか?
伸ばすとクリクリになる毛質は悩みの種です。
ついついクリッパーのお世話になってしまう私です。
ママさんも短めが好きなようで、肌触りが好きなようです。
長くスムースなアウターコートに包まれた彼らの姿が理想なのですが・・・
秋の夜長、もの思いに耽る今日この頃です
ハイ!